牧場見学へ

石井牧場へ見学に行って来ました。

ここの牛舎は全く臭く無く、特殊な乳酸菌によって牛糞が良質な堆肥となり、この堆肥を使った畑の野菜は味も収穫量も良くなると聞き、学生時代毎年の様に、そして暇を見つけては車を走らせ御用邸付近の浜へ行っていた、懐かしの葉山へ。

あれだけ通っていたけれど、一歩入った山奥にろ牧場があったなんて、全く知らなかった。

畜産農家を知る人に寄ると、牛舎の多くはその環境による人手不足もあるのか、糞尿に寄る悪臭ハエが飛び交い、近隣住居にとっても耐え難いものだが、牛達もストレスによって病気になりやすく、それを防ぐ為に抗生物質等の薬剤投与が当たり前で、薬剤代もバカにならないとか。

それが、この特殊な乳酸菌をエサに混ぜる事によって病気しにくくなり、薬剤投与せず育てる事が出来ていると、消費者にとってもそれは有難い話。

その上乳酸菌有用微生物によって、通常酪農農家が処理に困っている牛糞が全く臭わない良質堆肥となり、農家にとって土壌改善、不要な農薬や除菌剤等を使わずに農作物の収穫量も増える…これが本当なら農薬使用量世界一の日本の農業界にとっても素晴らしい話。　　

と言う事でこの乳酸菌の発見者の方と実際に使用されている牧場の臭い調査…いや現場視察へ。　　

陽光ネット小野代表もサンプルに堆肥を持ち帰っておられました。私は貰い損ねた?

ストレス抱えた牛舎の牛は良く啼くらしいが、確かに牛さん達から「モ〜」の一声も聞こえなかった。

写真の通り可愛い牛さん、皆メスとの事だったが、い悪戯っ子やお茶目な子と、やはり牛さんにも個性があるらしい。

一緒に見学に来ていた食のプロ達は可愛い牛を見ながら「昨日焼肉だったんだよなー」ともうすぐ屠殺に出される牛さんを前に、改めて命に感謝すべきと感じた。

「ありがとう✨」と牛さん達に。

世界中の酪農農家や農家が抱える問題改善につながり、良質な有機農法で未来を作る子供達の為に良い物を食べてもらいたいkids農園の目的に叶えば最高のSDGs！